子供は本来いびきをかかない

あなたの子供は、いびきをかいていませんか？子供が大きないびきをかいていても、ぐっすりと眠っていると安心してしまうかもしれません。子供は本来いびきをかくものではなく、健康であればいびきをかかずにぐっすりと眠るものなのです。

ですから、子供がいびきをかいているようであれば眠りの質が悪いと考えましょう。身体に何らかの不調があるのかもしれないので、注意する必要があります。

子供のいびきの原因として、鼻炎の可能性があります。口で日常的に呼吸をしている子供や鼻がよく詰まる子などもいることでしょう。ほかにも、歯並びの悪さや栄養バランスの悪い子供などもよくいびきをかくのです。大人に比べると、子供は上気道がもともと細くできています。ですから、子供のほうがいびきをかきやすいのです。

子供のいびきは成長を止めてしまう

いびきをかいているときには、子供はどのような状態になっているのでしょうか。いびきの最中は、酸素が十分に体の中にいきわたっていません。子供の場合には眠っている間に成長ホルモンが分泌され、脳が発達しそれと同時に筋肉や骨も成長するのです。ですから、子供にとってよく睡眠をとることは大事なことなのです。

昼間にぼーっとしてしまって、記憶力や集中力が低下することもあります。情緒不安定で友達と遊ぶのが苦手になり、家に閉じこもるようになる場合もあります。いびきによって、血中酸素が不足し身体や精神の発達に大きな影響を与えてしまうのです。こどものいびきには、非常に大きな危険を伴います。いびきが悪化すれば、大人のように睡眠時無呼吸症候群になることもあり突然死に至ることもあります。

子供の昼の居眠りをチェック

昼間によく居眠りをするようであれば、夜の無呼吸が原因かもしれません。慢性的な睡眠不足に陥っている状態かもしれません。子供のいびきや無呼吸に気づいたら、すぐに耳鼻科を受診するようにしましょう早急な対策が、必要となります。