大切な昼寝

昼寝で疲労回復とストレス解消

 

日本人にはあまり昼寝の習慣がありませんが、適度な昼寝をするということは大切なことなのです。疲労の回復だけでなく、ストレスの解消にも大きな効果があります。スペインでは昼寝の習慣がありますが、そういった国の人たちはおおらかでストレスも少なく心身ともに健康なんだそうです。

 

猫や犬などの動物をよく観察するとわかると思いますが、毎日よく眠っていますよね。食事をした後などは特に、ゆったりと横になっている姿を見ます。人間の遺伝子もこれと同じように、昼寝をするようになっているのをご存じでしょうか。

 

昼寝は15~20分以内が鉄則

 

大切なのは昼寝の時間で、15分から20分程度がもっともよい長さとされています。それ以上の時間昼寝をしてしまうと、熟睡に入ってしまいます。そうすると、すっきりと起きることができず寝不足のような感覚になってしまいます。無理に起こされてしまうので、精神的にも不愉快な気持ちになってしまいますよね。

 

昼寝の寝ざめを良くするためには?

 

昼寝をする前に、コーヒーや紅茶などのカフェインを飲むことで熟睡を防ぐこともできます。昼寝前にフェインを摂取することで、起きるころにカフェインが効いてすっきりと目覚めることができるでしょう。例えば、コーヒーなどを飲んで10分ほどリラックスしそれから15~20分程度の昼寝をするなどです。午後3時までに昼寝を済ませておかないと、夜に眠れなくなるので注意してください。

 

昼寝を習慣化しよう

 

昼寝には様々な効果があり、作業効率のアップや血圧の安定などもあります。昼寝ができる状況にある方は、昼寝を習慣にしましょう。昼寝をしたりしないでは、夜の睡眠サイクルが乱れてしまうからです。昼寝をする方とそうでない方を比較してみると、アルツハイマー病が発症しにくいという調査結果も出ています。ぜひ、昼寝を習慣化してみてはいかがでしょうか。